眠剤 [介護]
睡眠薬・睡眠導入剤・抗不安剤・・
このあたりの薬って使い方によっては痴呆症状を促進させたり、ふらつきや頭痛が出ることもあるために転倒につながる事があります。
利用者さん宅でも夜中起きていられて家族はまったく眠れない、なので眠剤を処方していただきました。すると昼間もうとうとされていて飲み物さえ摂られない状態になってしまいました。これではADLがどんどん落ちていく。
父も今は強めの眠剤を使っています。なので昼間も半分ぼんやりしてご飯も口に入れていくと食べるけれど促さないと食事が進まない。
入院数日、毎朝検温に行くと転倒していて朝申し送りがすむと電話がかかってきました。「すみません、検温に伺ったら倒れられていました」と。
一番大変だったときはサイドレールとサイドレールのつなぎ目に胸まで挟まって落ちていたこともあったそうです。
そこで強めの眠剤が処方されました。私も名前を知らないということは結構強い薬かな。昔私もいろいろ眠剤いただいてあれもだめこれもだめと言った経験があります。
今は差額ベットの個室にベット、テレビ、棚などはずせるものはすべてはずし畳が敷かれあちこちの角にクッションが当てられています。
そしておきている時は車椅子に抑制されてうとうと・・ナースステーションかそこから見える談話コーナーにいます。
入院時からあまりコミュニケーションは取れなくなっていましたが、それがもっと進みました。誰が来ているのかもちょっと分からないときもあります。
ベットに抑制よりはよいけれど抑制帯をつけられてすわっている姿は悲しい。
でもつけていないと車椅子からの転倒もあるのですから仕方ないことなのかもしれません。
眠剤については母とも話しました。もう少し昼間は意識がはっきりするくらいの量または使用中止にしてほしい・・でも家族が一日中ついていてくださいといわれるとそこまでは出来ず、転倒が命につながる状態ではこの状態は仕方ない。
体力がなく、白血球がほとんどゼロ、抗体反応数値が相当高い。抗生物質が効かないウィルスの進入があったらそれで命も危うい。
難しい~~~。癌と違って痛みはない病気、でも元気に動けるのに突然何が起こるかわからない。毎日毎日がとても貴重に感じます。
さて~~夕方。母と交替して夕ご飯食べるのに付き合おう。
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